相続税の申告報酬は、なぜ通常の確定申告に比べて高いのでしょうか?

相続税は税理士にとって特別な業務です。一例を挙げれば、財産評価(相続財産の価値を評価する)作業があります。
土地は、ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが「路線価×面積」で求めることができます。しかし、この金額は、あくまでマックスの金額です。法律(通達)では、色々と下げることができます。

  • 前面道路が狭い場合(セットバック)
    ・・・役所の建築基準課・道路課で資料収集
  • 道路が拡張しそうな場合(都市計画道路)
    ・・・役所の都市計画課・道路課で資料収集
  • 大規模マンション(容積率等)
    ・・・建築資料を東京都へ開示請求する
  • 同族会社同士の土地賃貸での評価
    ・・・税務署へ借地権届出の有無の確認
  • まともな建物が建ちそうにない場合
    ・・・不動産鑑定評価による申告
  • その他色々・・・

これらのように、土地ひとつとっても、色々な知識や手間が必要です。もちろん、これらを無視して「路線価×面積」だけで申告することも可能です。しかし、お客様に余分な税金をお支払い頂くことになってしまいます。

また、上記以外にも、遺産分割協議サポート、相続税軽減特例の検討等、検討事項は多数ございます。そのため、通常の確定申告よりも数十倍の時間と責任がございますので、通常の税務手続きに比べて高額となってしまいます。
ご理解の程、何卒お願い申し上げます。